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IMSスタジオ

IMSスタジオ

1161230 11:19:12 概要+少し。後で見直し予定

SOUKO.COMではIMSスタジオでのノウハウをオープンソース音楽制作のサポートに反映します。

IMSスタジオとは?

IMS(当時は東京都港区西麻布)の近くに設置した
IMS運営によるデジタル音楽スタジオ

通常の音楽制作、レコーディング手法を、そのままで、
すべてデジタルに置き換えたスタジオです。
ヤマハによると、この方法での製作は世界で唯一との事でした(当時)。
//当時のメインのプロジェクトがヤマハ製の音源

デジタルコンテンツ楽曲を3000曲から4000曲製作
製作プロジェクト終了/IMS移転に伴いスタジオは終了

フルデジタルとは?

  • PCデータのコピー同じく100% 同じ状態で保存される。
  • 音楽制作の途中の経過においても、同様にすべてデータである。


当時は、音楽業界での「デジタル」の意味はデジタルレコーダーの意味ですが、実際にはフルデジタルではありません。あくまで、保存媒体がデジタルという意味で、例えて言えば動画の(テレビなどの)キャプチャーです。読み込み状況にデータが左右されます。
つまり、処理をするたびにデータが変更される状況です。
現在でも音楽業界の「デジタル」をこの意味で使っている場合がありますが、これは正しくありません。

フルデジタルとは、PCで言えばデータコピーと同じです。
あるファイルをcopyすると同じfileが作成されます。
100% 同じ状態になる事です。

音楽の場合、最終の形の、

  • レコード(レコードは再生機器に少し左右されますが)
  • CD
  • 現在の音楽配信データ自体

はどこで再生されても同じ音ですが、途中の製作過程ではあらゆる部分でキャプチャーと同様の事が発生します。

通常フルデジタルとはMIDIデータの事ですが、デジタルコンテンツはMIDIデータ加えて、MIDI規格の拡張部分にいろいろなデータを埋め込みます。
さらに、独自の仕様のコントロールデータと共にデータを作成します。
結果として同一の再生音源で同一の音がする、同一のコントロールがされるという方式です。

IMSスタジオの特徴

すべて通常の音楽製作スタッフ

  • スタジオミュージシャン
  • アレンジャー
  • スタジオミキサー
  • 写譜(スタジオミュージシャンが見るので通常の写譜/譜面)
  • トラックダウンはスタジオミキサー
  • レコーディング時のオペレータはかなり特殊ですのでIMSが行う


このように、音楽制作のプロがもっているノウハウをそのまま出し、デジタル製作ならではの通常と違う部分をIMSが吸収することにより、高品質でデジタルコンテンツの制作が可能になりました。

IMS独自のPCセッティング 機器のセッティング

MIDIインターフェイス、MIDIケーブル関連の設定はいかに延滞がないか
という事で、手に入るすべての機器をテストしました。
MIDI IN/OUTが多いからいいというものではありません。
当時のPCではIRQの設定、PC自体の設定なども含めてすべて試行しながらベストに設定になりました。
またベンドなどのコントロールデータをリアルタイムで間引きするのか、出さないで後で加工するのかなどもノウハウになりました。

IMS独自のレコーディングシステム

  • レコーディング時のレコーディング為のデータの一時加工
  • 最速のパンチイン、パンチアウト

  • Wave Fileとのシンク

基本waveは使いませんが、音楽資料を再生するのも、フルデジタルです。
当時は外のHDDレコーダーとのSMPTEシンクですが、これは現在でもDAWで同じ事です。

  • 例:45小節目から聞く

「45から聞きたい..」のやとりとの言葉が終わる前にすぐ再生が始まります。
1秒前、もしくは1小節前から再生する。止まれの指示があるまでは、ちょうどいい位置でリピート再生する。このように時間も、3000曲もあると、ちりも積もると結構な時間゛ですし、耳は一旦時間があくと集中力が切れます。なので、レコーディングデータがあるシーケンサーで外のWave fileの再生をSMPTEですべてコントロールします。

パンチインも同様にすぐ始まります。

このために、通常の写譜ですが、小節はすべて通し番号です。マーカーAの2回目ではなく42(小節目)からとなります。
レコーディングのplaybackの確認も同様

パンチイン、パンチアウトは各楽器にあわせたマージン(タイミングよりは手前から弾くので)にあわせた位置指定。
パンチインの後はMIDI NoteOnがダブリ同一音程だとならなくなるのは
パンチインの後にすぐに、MIDIデータを加工するプログラムで(シーケンサ内のデータを)
同一ノートはそのままで長さを短くしてなるようにする。

このようなレコーディング用のプログラム、キーマクロの同時に開発しました。
レコーデング用でプログラム多数あります。

IMS独自の開発システム

  • それぞれの楽器の特徴を出すプログラム

通常の音楽業界の用語でトラックダウンといっていましたが、
作業の中味に事前データ処理があります。
これも試行しながらで、各楽器毎に、どこまでレコーディングでやるのか、どこから加工するのが、ミュージシャンのノウハウ/ミキサーのノウハウが反映されるのか、という部分を確認しながら決定します。

データ加工では、それぞれの楽器の特徴を出すデータ加工プログラムを開発しました。

この説明だけで、かなりの分量になりますが、例として

スクリングスはKeyboard playerの入力ですが、スタジオのスクリングスPlayerのPlayを参考に音量の山、音によりF.Oのパターンを複数作成。自動的に長い音符は後半何拍または1/4からF.O。個別のパターンは曲のそれぞれの部分に拡張データとして別トラックで支指示し、全体に複数プログラムを一気にかける。

加工には、音源のエフェクトではないデータのエフェクトもあります。ワウ、コーラス(歌の)のビブラート、トレモロ、などです。

このような個別のプログラムを制作と並行して開発します。

このような方式なので、別トラック、別トラックとなり、あっという間に数百トラックになります。なので、その作業を楽にする、PC上でのキーマクロも同時に開発。

トラックコントロールの例
1keyでドラムパートを複数トラックに分ける。
1keyである楽器の高音部低音部などをバランスとるため指示して分ける。
加工データの間引きをする。
加工データを別トラックに分ける。加工データとメインのデータをマージする。
複数の加工データをそれぞれの別トラックにして、加工の度合いをバターン1,2,3で切り替えて再生する
曲のABCD毎にトラックを分けてトラックボリュームでパートのバランスをとる。
(strings 4パトーなど)

すべての楽器がMIDIデータ出力

MIDIギター、MIDIベース、鍵盤、MIDIドラム、からマリンバ形式の鍵盤、などすべて
当時テストできるものはすべてテストして、IMSスタジオの用途に会う楽器を選択。
結果として、MIDIギターは安いが機械的に構造がシンプルなもの、MIDIベースはかなり苦労して輸入した高いMIDIベースになりました。

Alias

Page last modified on Friday December 30, 2016 12:45:11 JST