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SOUKO.COM 方式
USBブートに関して
SOUKO.COMで採用している方式、特にUSBブートについて説明します。
初めての方が、まずは実運用で動かしながら、全体の動作を把握していくためにこの方式をとりました。興味のあるソフト(office,ゲーム、教育ソフトなど)をさわりながら、Linuxの動作を体験しながら、並行して、基礎部分を習得していく方式です。事例としては、学校、組織などでオープンソース一括導入時の初期ユーザー教育部分に使われています。
- 通常のインストールとの違い メリット、デメリット
- Live CDではなく変更部分を保存出来、通常の運用に使えます。
- LinuxをUSBメモリーからブートしてUSBメモリーのみで動かします。HDD(ハードディスク)は使いません。
- Persistenceモード(永続性のモード)を基本として、起動部分を必要に応じて変更しています。
- TEST DRIVEでは、その場でいろいろ試せるような目的になっています。
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小さいサイズでマルチブートにして1つのUSBで4-5種類のディストリビューションをブートする。ブートオプションで違う差分部分をロードして違う設定で起動するなど。
- クラスで配布するUSBはTEST DRIVE用とは違い、通常に使用する事を前提とした設定になっています。
- Puppyの場合にはFrugal install で persistencceと少し違いますが、基本的には同様の動作です。
- Persistence Live/CDではLive/CDでループデバイス、さらに差分ファイルでループデバイス2つ
という構成で、設定と動作の把握は通常のインスートルより複雑です。
- 基本はFAT32。Windows PCにUSBを挿して、そのUSBから
1つのファイルをExplorerでcopyする事でバックアップが取れるようになっています。場合によっては差分部分は
1つのlinuxのパテーションになっています。この場合はWindowsの通常の操作ではバックアップ出来ません。このあたりは「バックアップ、メディアの管理」などで説明します。
- データディスクは2番目のUSBを使います。Windowsで読み書き出来ます。
- Linux DAWでは、扱うデータが大きく、またUSBでの動作の速度が処理に影響する場合には、通常インストールモードも使います。
- PC
Audioの場合には、目的が特殊なので、いろいろな方式をとります。ファンレスPC、極力不要なサービス動作をしない、軽量Linuxですが、特殊な形式になります。
- Linux DAW, PC
Audioの場合も実運用でのPersistence(差分モード運用)のメリットはかなりあるので、複数の運用を行います。
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